メインコンテンツにスキップ
Japan

QiDe-i(キーディーアイ)が実現する設備管理の一元化 ― 振動・温度監視のその先へ

EBARAメンテナンスクラウドに、新たにセンサーユニット「QiDe-i(キーディーアイ)」が加わりました。

従来のQiDeセンサーは振動・温度の計測に特化していましたが、QiDe-iの追加によって監視できるデータの種類が大幅に拡張されます。現場にある既存センサーのデータもクラウドに統合することで、設備情報の一元管理を実現します。

QiDe-iとは

QiDe-iは、現場のさまざまなセンサーやメーターから出力されるアナログ信号・接点信号を、Bluetooth®経由でEBARAメンテナンスクラウドに取り込むための入力ユニットです。対応している入力信号は以下の通りです。

信号種別活用例
アナログ信号(4~20mA)圧力・流量・温度をはじめとする各種設備信号を取り込む
電流センサーのデータを取り込み、電流値の推移を可視化するとともに、モーターの積算運転時間・起動回数を自動記録
接点信号漏水・水位・警報など各種接点信号の状態監視

監視項目の追加 (振動・温度以外)で何が変わるか

振動データに加え、電流や圧力、流量などの運転データを組み合わせることで、設備状態をより正確に把握できるようになります。

具体例①:水中ポンプの異常検知

振動センサーによる監視ができない水中ポンプなどでも、電流などの運転データを活用することで、設備状態の把握や異常の兆候の監視が可能になります。

具体例②:設備の最適化

圧力や流量などの運転データを活用することで、設備の稼働状況を把握し、設備の最適化を支援します。これにより、省エネルギー化や運用コストの低減に貢献します。

既存の監視環境を活用し、監視対象データを拡張

QiDe-iは、既存のQiDeセンサーと組み合わせて利用できます。すでにEBARAメンテナンスクラウドを導入されているお客様は、大規模な追加工事を行うことなく、監視対象データを拡張できます。

ゲートウェイからクラウドへの通信にはLTEを使用するため、社内ネットワークへの接続や新たな通信配線工事は不要です。QiDe-iもBluetooth®でゲートウェイと接続するため、容易に導入できます。

これにより、振動・温度に加え、電流・圧力・流量・漏水などのデータをひとつのクラウド上で一元的に管理できます。設備ごとに分散していた監視情報を集約することで、複数設備・複数の計測データをまとめて把握できるようになり、保全業務の効率化や保全品質の向上を支援します。

まとめ

新しい入力ユニット「QiDe-i」の登場により、EBARAメンテナンスクラウドでは従来の振動や温度だけでなく、圧力や流量、電流といった現場の様々なデータも合わせて確認できるようになりました。新たに大掛かりなシステムを導入するのではなく、今現場にある既存センサーの資産をそのまま活かしながら、必要な設備から段階的に監視範囲を拡大していける点が大きな特徴です。設備の稼働状況をより多角的なデータで捉え、監視範囲を広げていくことは、突発故障のリスク低減や点検の確実性を一段と高め、現場における「保全品質のさらなる向上」に大きく貢献します。