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Japan

IoT振動センサー、後付けで既存設備の状態監視、どんなことができる?選び方ガイド

「うちの設備にIoTセンサーって後付けできるの?」これは状態基準保全の導入を検討する際に最もよく聞かれる質問のひとつです。結論から言えば、多くの場合は後付けで対応できます。ただし、センサーの種類や選び方を間違えると効果が半減します。このコラムでは選び方のポイントを解説します。

1. センサー後付けで監視できること

  • 軸受(ベアリング)の劣化・摩耗:最も多い故障原因の一つ。振動の周波数分析で早期検知
    →軸受の劣化・摩耗については以下でも解説しています。
    軸受(ベアリング)異常とは|振動で検知できる故障の兆候と仕組み
  • アンバランス・芯ずれ:回転体の偏りによる振動増大
  • 共振・ガタ付き:締め付け不良
  • 表面温度の異常上昇:過負荷・潤滑不足のサイン

 

2. センサー選びの4つのポイント

① サイズと設置場所

設備の形状によっては取り付けスペースが限られます。バッテリー分離型の超小型センサーが有効な場面も多く、EBARAのQiDeセンサーはボトルキャップ並みのサイズで、磁石や接着剤で貼り付けるだけ。電源工事は不要です。

QiDeセンサーの詳細はこちら

② 通信方式(有線 vs 無線)

EBARAのセンサーは無線仕様。無線の場合、煩わしい配線作業が不要です。LTEや専用ゲートウェイを使う方式なら既存のネットワークに干渉せず、セキュリティ上の懸念も解消できます。

③ 電源方式

電源が取れない場所や高所・密閉空間には電池駆動タイプが必須。交換頻度とコストも確認しましょう。

④ 分析サポートの有無

センサーが振動を取れても、「それが異常の予兆かどうか」を判断できなければ意味がありません。単純なしきい値アラートだけのシステムと、アラート後に専門家が「推定される原因」と「対処方法」まで提案してくれるシステムでは、現場での実用性に大きな差があります。特にポンプや送風機は機種ごとに正常値の範囲が異なるため、機器の知見を持つメーカーのサポートが有効です。

3. こんな設備にセンサー後付けは特に有効

  • ポンプ(陸上・水中)
  • 送風機(ファン・ブロワー)
  • 冷凍機・冷却塔
  • 撹拌機
  • 搬送設備のモーター類

4. まとめ:センサーは「検知」、価値は「その後の分析提案」

センサーを後付けして「異常らしい数値」を検知すること自体は、今の技術ならすぐにできます 。しかし、本当に重要なのは「出た数値を見て、現場でどう判断し、どう動くか」です 。  ただの汎用的な振動センサーだと、「異常値が出たけれど、これは本当に故障? どう対応すればいい?」という判断を現場が自力で行わなければならず、結局使いこなせないケースが多々あります 。だからこそ、機器の構造を知り尽くしたメーカーの知見とセットで導入することが不可欠です 。  

EBARAメンテナンスクラウドは、単なるIoTセンサーの提供にとどまりません 。アラート発報後に荏原の技術担当者が原因分析と対処提案を行っており、確実な貴社の設備稼働に向けて、一緒に伴走してサポートしております。EBARAメンテナンスクラウドでは、このメーカー品質の状態監視と伴走サポートを3ヶ月間、完全無料でお試しいただける無償モニターを実施中です 。対象機器は何台でも構いません 。「検知した先にある本当の安心」を、まずは貴社の設備で体感してみませんか?