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Japan

「センサーを売る」ではなく「保全品質を上げる」|荏原がIoT状態監視で目指す考え方

IoT状態監視システムを提供する企業は増えています。センサーの性能も、クラウドの機能も、各社が横並びになりつつある中で、荏原は何が違うのか。

一言で言えば、「目指しているサービス(ゴール)が違う」ということです。

多くのシステムが設計しているゴール

IT系企業やセンサーメーカーが提供する状態監視システムの多くは、「データを取得・可視化・アラートする」ことをゴールとして設計されています。これ自体は正しいアプローチです。

しかし設備保全の現場では、データが可視化されただけでは問題は解決しません。「振動が上がっている」という情報を受け取った担当者が、次に何をすべきかを判断できなければ、システムは機能していないのと同じです。

実際の現場でよく聞かれる声です。

「アラートは来るんだけど、結局どうすればいいかわからなくて、毎回メーカーに電話している」
「データはたくさん取れているのに、活用できていない」

荏原が目指すゴール

荏原がEBARAメンテナンスクラウドで目指しているのは、運転データを活用し、お客様とともに保全品質の向上と設備運用の最適化を実現することです。思想が、サービス設計のあらゆる部分に表れています。

観点センサーを売るアプローチ荏原のアプローチ
センサー設置お客様自身で実施専門スタッフが現地調査のうえ設置
しきい値設定お客様自身で実施 設備ごとに最適値を設定
アラート後の対応通知のみ。判断はお客様で実施 認定技術者が原因分析・対処提案まで実施
対象機器の知見一般的な設備知識 ポンプ100年の設計・保守経験

まとめ

無償モニター期間中および本運用移行後も、設備の状態変化を継続的に把握し、異常の兆候を早期に捉えることで、計画的な保全とトラブルの未然防止を支援します。

設備を知り尽くしたメーカーが、「現場の安定稼働」を支援するーーこれが荏原にしか提供できない価値です。

IoT状態監視システムを選ぶ際は、「何ができるか」だけでなく「サービスとして何を目指しているか」まで確認することをお勧めします。データを取ることはスタート地点に過ぎません。そのデータをもとに現場の保全品質を上げることまでを一貫して支援できるかーーそれがシステム選定の本質的な基準です。