製造
荒木 典夫
担当している業務
CMP装置の量産ラインでは、装置の製造、試験、出荷という一連の工程があります。私はその中で、主に製造工程を担当しています。製造工程が停滞しないようにフォロー業務を行い、装置をスムーズに試験工程へ引き継げるよう対応しています。また、ムダ・ムラ・ムリを排除する改善活動も行っており、生産ラインのタクトタイムやリードタイムの短縮、ライン増設および作業効率向上につながる改善を推進しています。入社してからの数年間は、組立完成後のCMP装置の試験や立ち上げを担当してきました。その中で、完成後の装置を試験するだけでなく「装置を製造する工程に携わりたい」と思うようになったことがきっかけで、現在の業務に携わっています。
日々のやりがいやスキル習得の仕方について
PCやスマートフォン、自動車、生成AIなど、私たちの生活に欠かせない製品には、最先端の半導体が使われています。そしてこれらの半導体は、CMP装置がなければ製造することができません。熊本事業所が製造するCMP装置は、重要な役割を担っているのです。また、この事業所が社会に与える影響は、単に「地域の工場が活気づく」というレベルに留まりません。熊本で製造された装置が、世界中の先端のITデバイスやAI技術の進化を支えています。それが仕事のやりがいを生んでいますね。
スキルに関しては、現場業務を経験する中で身につけてきました。特に組立作業は"段取り"が6~7割を占めると考えており、知識だけでなく事前準備や周囲との連携が非常に重要です。そのためのチームワークやコミュニケーション能力についても、日々の現場経験を通じて培ってきました。
これからやりたいことや、次世代を担う方々へのメッセージ
近年、熊本には半導体関連企業が集まっており、国内でも特に勢いのある半導体エリアになっています。その中でもこの事業所を、熊本を代表する存在にしたいですね。安全、品質、生産性のすべてで他拠点の模範となる工場にし、「熊本で働くなら荏原に行きたい」と言われるような、魅力ある事業所にできればうれしいです。私自身が九州・熊本の出身であり、長年にわたり半導体製造装置メーカーの現場に携わってきました。だからこそ、地元の半導体産業をさらに盛り上げたいという思いがあります。若い方に向けては、荏原では早くからいろいろな仕事を経験でき、やる気次第で新しいことにチャレンジできる環境があります。また、世界各国への出張など貴重な経験も積めるのが魅力です。ぜひ一緒に仕事をする仲間が増えることを望んでいます。