世界中の「6億人に水を届ける」という目標を掲げる荏原製作所。その達成に欠かせない海外向けポンプにおいて、新製品の開発スピードを上げ、なおかつ、より革新的な製品を考案するための取り組みが進められました。製品開発に欠かせない「試作」のプロセス。そこにかかる時間やコストの壁をどうすれば乗り越えられるのか――。
こうした課題に対し、荏原製作所の海外向けポンプの製品開発では、金型を使わずに部品を作る「逐次成形」という技術の活用を模索してきました。荏原グループ全体のものづくりを支援する拠点「Ebara Manufacturing Technology Advanced Center(以下、EMTAC)」との連携による取り組みです。
その内容について、EMTACの一員である生産プロセス革新・品質保証統括部 製造技術開発部 試作・拠点連携推進課 プレスチームの日比野圭祐と磯野美帆、海外向けポンプの開発を担う建築・産業カンパニー 開発統括部 海外事業開発部 グローバルポンプ開発課の東海林健太とチンチャンスレ・マリナートが語り合いました。