開発・設計
中村 裕
担当している業務について
荏原の開発する液体水素ポンプについて、性能を評価する試験業務に関わっています。現在、地球温暖化防止に向けてさまざまな対策が取られており、そのひとつが石油や都市ガスの代わりに水素を燃料にすることです。なぜなら、燃やしても二酸化炭素を排出しないクリーンエネルギーだからです。ただし、石油や都市ガスと同じように使うには、大量かつ素早く水素を運ぶポンプが必要になります。そこで私たちは、液体水素用ポンプの性能評価試験を行う試験設備の建設を行っています。
日々のやりがいやスキル習得の仕方について
このプロジェクトに関わること、あるいは荏原で働くことそれ自体が社会貢献だといえます。その点は何よりのやりがいではないでしょうか。もともと、未来の脱炭素社会に向けて「水素インフラの仕事に携わりたい」と荏原に来ました。すべてが初めての作業であり、かつ水素は取り扱いが難しい。一個一個の作業に時間がかかり、プレッシャーも感じています。それでも、これらのハードルを乗り越えて課題を解決していく過程を楽しみたいですね。また、この会社の製品は世の中に必要不可欠なものが多く、そのノウハウを習得できるのも大きな価値だと感じます。
これからやりたいことや、若い人たちへのメッセージ
自分たちの未来を変える(作る)仕事は、本当に魅力的です。ただし、半端な気持ちでは出来ないプロジェクトともいえるでしょう。扱っているのは高圧ガスの水素ですから、さまざまな危険がともないます。トライ&エラーのエラーを起こしてはいけません。常に安全を意識できる人材になりたいですし、一緒に働く方もそうなってほしいと思います。上下水道、治水、半導体製造事業など、荏原はさまざま分野で「縁の下の力持ち」になってきました。水素事業を通じて、脱炭素社会においてもそうした存在になりたいですね。