開発・設計
チンチャンスレ・マリナート
担当している業務について
「6億人に水を届ける」という荏原の目標を叶えるため、海外市場向けのポンプ製品を開発しています。主に担当しているのは、井戸からの取水や工場の給水などに用いられるステンレスポンプ、あるいは鋳物などになります。荏原の海外グループ会社や企画部門からの開発依頼に基づき、新たな製品の設計などに取り掛かることが多いですね。国内向けポンプと海外向けポンプでは、お客さまのニーズが異なることも少なくありません。製品開発で遵守しなければならない規格も国によって異なります。これらをふまえて製品を考えていくのです。
日々のやりがいやスキル習得の仕方について
私はもともとインドの大学院で熱流体工学を学んでおり、いずれ海外で働きたいと考えていました。なかでも、当時GDPが高かったアメリカ、中国、日本のうち、日本はなぜ人口が少ないのに成果を出しているのか興味があり、この国で働こうと思ったのです。GDPは人口に比例する面があるためです。そこで、自分の専門性を活かせる日本企業を探し、荏原に入りました。今の仕事のモチベーションは、新しいスキルや知識を学ぶことです。目の前に現れた課題を克服するためにスキルを習得することが、私の喜びになっています。
これからやりたいことや、若い人たちへのメッセージ
荏原は、世界中のお客さまから信頼されているブランドだと感じています。さらにこのブランドを広げるため、ポンプを必要とする新しい市場や新しいお客さまを探し、あらゆる国のニーズに応えていきたいですね。この会社には多様性があり、自分のアイデアを自由に表現して働くことができます。世界中のさまざまな地域から集まった人々と仕事ができる“絶好の機会”を提供していますし、ビジネスパーソンとして大きく成長できるのではないでしょうか。