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Japan

生産マネジメント

基本方針

「科学的アプローチによるものづくりプロセスの最適化」を基本方針とし、絶え間ない生産性革新を組織文化としていくことを目指しています。業界最高効率の生産システムをつくり上げるため、IE(Industrial Engineering)手法を駆使した徹底的な分析に基づく生産革新活動に取り組んでいます。

※生産活動を科学的に分析し、改善することで生産性を向上させる手法

ガバナンス

生産マネジメントの体制

当社グループの生産革新活動は、2008年、精密・電子カンパニーから始まりました。2011年から国内、2012年から海外の生産拠点にも広げ、現在では全グループを挙げた取り組みに拡大しています。経営層から現場層までが一体となって、人材育成を通じたスキル向上と、カイゼン・プロセス評価・ナレッジの共有を進め、顧客への価値提供と信頼性向上に努めています。

教育・啓発

全社を挙げた生産革新活動

トップマネジメントから現場まで全グループ従業員が参加する国内・海外での生産革新大会の開催、メンバーの現場・現物・現実を重視した交流活動(工場巡回確認活動)、人材育成に向けた実践教育「自主研活動」、生産DX開発、事業部支援などに取り組んでいます。

指標と目標

定量的評価指標「生産革新ROIC」

生産革新活動では、「リードタイム50%短縮、在庫50%削減、生産性2倍」を目標に掲げています。活動成果の効果金額に加えて、グローバル共通指標として定量的評価指標「生産革新ROIC」を定義しています。最重要経営指標であるROIC(投下資本利益率)への貢献度を「生産革新ROIC改善効果」として評価するもので、組織的・科学的アプローチで成果を測定できるツールです。2020年12月期の導入以来、2期の中期経営計画を通じて生産革新活動の指針となり、日々、PDCAサイクルを回すことで利益の創出に貢献しています。

生産革新ROICの定義

定性的評価指標「EGMサーベイ」

2020年12月期に導入した定性的評価「EGMサーベイ」により、事業の取り組みの達成度合いを観測し、生産活動レベルを10段階で評価しています。EGMサーベイでは、事業体制、組織や人、安全、DXなどの課題を把握し、事業ごとに設定した目標レベルとのギャップ解消に取り組みます。毎年の目標達成度をモニタリングし、継続的なスコアアップを図ることで、業界トップレベルのプロセス・システムの実現を目指します。

EGMサーベイ評価項目

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