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Japan

北陸農政局 内灘排水機場(石川県)の大型排水ポンプ5台を受注


荏原製作所(以下:荏原)は、農林水産省 北陸農政局より内灘排水機場(以下:本機場)における大型ポンプ5台の新設工事を受注しました。本機場は河北潟周辺地域で最大規模の総排水量となります。

1.背景とねらい

石川県の中央部に位置する河北潟周辺地域は、水稲を中心に大豆、大麦、野菜などの栽培が盛んな農業地帯です。近年は農業水利施設の老朽化や地域の地盤沈下、都市化や降雨形態の変化などにより、地区内で湛水被害が頻発しています。この課題に対し、今回新たに建設される本機場に大型ポンプを5台新設することで排水機能の信頼性を高め、地域の安定した農業生産に貢献します。

2.概要

工事諸元

(抜粋)

立軸斜流ポンプ(800VMZ型)

Φ800mm×108m3/min×6.1ⅿ

2台

立軸斜流ポンプ(1500VZGM型)

Φ1500mm×260m3/min×5.8ⅿ

2台

立軸斜流ポンプ(1800VZGE型)

Φ1800mm×600m3/min×5.8ⅿ

1台
工期2025年9月17日~2028年5月31日
施工場所
石川県河北郡内灘町湖西地内

3.今後の展開

荏原は、雨水排水機場では国内トップのポンプ納入実績を持ち、現在も新設はもちろん更新や改造など多くのプロジェクトを遂行中です。荏原が掲げる長期ビジョン「E-Vision2030」では、「地球にやさしい社会、安全・安心に過ごせる社会インフラ、水や食べるものに困らない世界」を支え、「持続可能な社会づくりへの貢献」を目指しています。

ー 荏原グループについて ー

荏原グループは、長期ビジョンと中期経営計画に基づいてESG重要課題に取り組むことで、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指し、企業価値のさらなる向上を図っていきます。


※ 文中の「○○○型」の表示は当社の機種記号です。