荏原製作所(以下:荏原)は、液化水素サプライチェーンの調査・企画・運営・投資を行う、日本水素エネルギー株式会社(以下:JSE)の第三者割当増資を引き受けました。
日本水素エネルギー株式会社の第三者割当増資を引受
~ 液化水素のサプライチェーン構築へ貢献 ~
1. 背景と目的
荏原では、「持続可能な社会づくり」に不可欠な水素社会実現への貢献を目標に掲げ、水素サプライチェーン「つくる・はこぶ・つかう」において、グループで保有する技術・事業の活用に取り組んでいます。
一方、JSEは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が推進する「グリーンイノベーション基金事業」における「液化水素サプライチェーンの商用化実証」において中核的な役割を担っており、液化水素の製造・輸送・供給に関するサプライチェーンの構築を推し進めています。
水素を海外から安定的かつ大規模に輸送・供給するためには、液化水素による国際的なサプライチェーンの確立が不可欠です
今回の第三者割当増資引き受けは、JSEが進める液化水素サプライチェーン構築事業への賛同と、2050年のカーボンニュートラル社会の実現に向けた取り組みを加速させるものです。
2. 今後の展開
荏原は、ポンプやコンプレッサ・タービンをはじめとする流体機械技術で社会インフラを支えてきた経験を活かし、次世代のエネルギー基盤となる水素社会の実現に貢献していきます。
今後、JSEとのパートナーシップを通じて、液化水素の安全かつ効率的なサプライチェーン体制の実現に貢献すると同時に、グローバルレベルで水素社会の実現に貢献するというJSEの理念に賛同し、ともに持続可能な社会の実現を目指していきます。
ー 荏原グループについて ー
荏原グループは、長期ビジョンと中期経営計画に基づいてESG重要課題に取り組むことで、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指し、企業価値のさらなる向上を図っていきます。