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Japan

ネバダ州ラスベガス向け 大型送水ポンプ増設工事を受注


荏原製作所(以下:荏原)は、アメリカのネバダ州水道局Southern Nevada Water Authority(以下:SNWA)より、ネバダ州ラスベガス市向けの大型送水ポンプ8台を受注しました。

1.背景と狙い

観光都市であるラスベガスは、砂漠地に位置し降水量が少ない地域です。人口が多い大都市の水供給を支えているのは、コロラド川をはじめとする水源から貯水されたフーバーダムにより作られたミード湖です。ミード湖の水を、ラスベガス中心部を含む河川流域の水需要に柔軟に対応するため、今回、2か所のポンプ場にポンプを増設します。

2.概要

荏原は約20年前に12台の大型ポンプをSNWAの施設Lamb Pump Stationと、Sloan Pump Stationに納入した実績があります。今回、荏原の大型ポンプ8台をそれぞれの送水施設(ポンプステーション)に増設することで、近年さらに増加する水需要によりSNWAが抱える課題を解決してまいります。

工事諸元
(抜粋)
両吸込み単段渦巻ポンプ
750✕600 CDM型
8 台
工期2024年1月25日~2025年10月31日
施工場所ネバダ州 Lamb Pump Station、Sloan Pump Station

3.今後の展開

荏原が掲げる長期ビジョン「E-Vision2030」では、「地球にやさしい社会、安全・安心に過ごせる社会インフラ、水や食べるものに困らない世界」を支え、「持続可能な社会づくりへの貢献」を目指しています。荏原のインフラカンパニーでは送水能力を向上させたポンプの開発や、メンテナンスが容易な設備やサービスの提供を通じて、グローバルで社会インフラの強靭化を支えてまいります。


荏原グループは、長期ビジョンと中期経営計画に基づいてESG 重要課題に取り組むことで、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指し、企業価値のさらなる向上を図っていきます。


※文中の「○○○型」の表示は当社の機種記号です。