個人投資家の皆様に向けて、荏原グループの商品を理解していただくための用語をご紹介します。
上水(水道水)を加圧して配水するポンプや、汚水を下水道管まで移送させるポンプ、ビル・商業施設などで空調の温度を管理するポンプ、工場で使用するさまざまな液体の移送用ポンプなど、幅広いポンプを一括して標準ポンプとしています。
ビルやマンションなどの建築設備や工場設備などにおいて、各家庭や施設へ安定した水圧で水を供給する装置です。
気体を送るための機械です。ビルやマンションなどの室内に新鮮な空気を送ったり、汚れた空気を外に出す「換気」に使用されています。
大型商業施設や工場に空調用の冷水を供給し、建物全体を冷やしたり暖めたりしています。冷熱環境の最適化によるコスト削減や、省エネルギー・CO2削減に貢献しています。
火力発電では高圧蒸気でタービンに動力を与え、タービンと直結した発電機が回転することで発電しています。ボイラ給水ポンプは、ボイラへ高温の水を送り込むことで、この高圧蒸気をつくり出します。
石油精製プラントや石油化学プラントなどの心臓部にあり、原油、天然ガスなどから発生するガスを圧縮します。
マイナス162℃という極低温の液化天然ガス(LNG)の輸送・保管に使われるポンプ、液化工程で使われるエキスパンダーで高い技術と安全性が求められます。
農業灌漑施設で送水を担う重要な設備であり、農業用水を安定的に供給しています
大雨の際、住宅地や農地などへの水害を防ぐため、雨水を川や海に強制的に排水します。
トンネル内の空気環境の維持及びトンネル火災時の避難環境確保などのため、トンネル換気設備を納入し、精度の高い換気制御を行っています。
一般的なごみを処理するごみ処理施設や、ごみを燃やした後に出てくる灰の再利用や灰の中に含まれる貴金属の回収などを行う産業廃棄物処理施設。
多種多様な燃料を安定燃焼できる内部循環流動床ボイラの特長を生かした木質バイオマス発電施設の建設、運転管理を通じて、再生可能エネルギーの普及と気候変動対策に貢献しています。
半導体製造工程などで真空をつくり出すために使われています。
半導体製造工程などで使用される有害ガスを、工場の外に排気する前に無害化します。
半導体ウェーハの表面を砥液で研磨し、ナノメートルレベルの平坦化を可能にします。
ウェーハの上の微細なパターンに沿って、金属膜を均一にめっきします。
「流体解析・制御」「腐食・構造強度」「振動・騒音制御」「エンジニアリング」「システム制御」「界面制御」の6つの技術を、当社グループの競争力を生み出すコア技術と定義しています。
液体や空気の流れを解析し、最適な状態へ制御する技術です。
金属の腐食メカニズムや製品に加わる応力を解析し、製品の組成や構造を最適化することで耐食性と強度を高める技術です。
機械が動く際に発生する振動や騒音を解析し、低減させる技術です。
ごみ処理施設や水処理施設、インフラ系プラントなど、大規模なプロジェクトや複雑なシステムを顧客のニーズに合わせて設計・管理する技術です。
機器や設備施設が正しく動作するよう自動的に制御する技術です。
界面で起こる現象を解析し、最適な状態へ制御する技術です。