長年機器の開発と保守を担ってきた当社だからこそ構築できたIoTの取り組みであり、施設内点検のDX(デジタルトランスフォーメーション)とも呼べるEBARAメンテナンスクラウドは、2023年末時点で全国で690台にQiDeを設置している段階です。設置できる機器はポンプだけで予測しても1,000万台。さらに多くの荏原の機器へ、そして当社の機器のみならず、他メーカ様の機器にも使用されることで、いままで人力で行うことが常識であった施設内の点検がまるごとIoT化される「スマートビルディング」の実現を目指しています。
QiDeという小さなセンサーが、私たちの生活を見守る新しい時代の縁の下の力持ちとなるための挑戦は走り出したばかりです。