生産技術
山川 貴士

担当している業務について
荏原のものづくりを支援する拠点「Ebara Manufacturing Technology Advanced Center(以下、EMTAC)」を立ち上げ、各事業部門の製品開発や製造などにおける課題解決を行っています。海外拠点とも連携し、一緒に現場の課題解決に取り組むことで、コーポレート組織としての役割を担えていると感じます。将来的にはEMTACをグループ内で最先端の生産/製造技術を有する拠点とし、皆が「あこがれるEMTAC」にしたいと考えています。
スキル習得の仕方やほかの社員とのノウハウ共有について
スキル習得で大切にしているのは、情報やノウハウを自分から取りにいくことです。待ちのスタンスではなく、諸先輩方や社外の方々に聞く、あるいは独学で勉強しています。ノウハウ共有においては、社内向けのワークショップを開催しています。また荏原のメンバーが持つスキルを社会還元するという意味で、EMTACでは中学生向けの出張授業を行っています。三次元CAD、3Dプリンタなどの実演を通して、ものづくりを感じてもらう職業体験教育となっています。
これからやりたいことや、若い人たちへのメッセージ
EMTACでは「開発試作を3日でお手元に!」というキャッチフレーズで、各事業部に開発試作をすばやく提供する活動を行っています。この取り組みはEGC Awardの Grand Award(大賞)を受賞することができました。まずは試作品提供の活動を軌道に乗せることにフォーカスしたいと考えています。仮にこのチャレンジが達成できたのなら、次は「未来のものづくりエンジニア」に貢献できる取り組みをしてみたいですね。若い人に対しては、自分で決めたことはやり切る責任感を持ち、成果を出すことにこだわってほしいと思います。