生産技術
Krisna Hutomo Aditya

これまでのキャリアと所属している出身国の拠点について
2018年からインドネシアのPT. Ebara Turbomachinery Services Indonesia(以下、ETSI)で働いています。ETSIはコンプレッサ、ポンプの修理を行う拠点であり、51人ほどが勤務しています。2015年に作られた比較的新しい荏原グループの拠点であり、私はそこでリペアエンジニアとして働いてきました。
日本に来た理由と、研修で学んでいること
学生の頃から「いつか日本で働きたい」と思っていました。また、ETSIに勤務する中で、新しい経験を積みたいという気持ちも強くなっていました。そこで2023年に、荏原グループの人材育成プログラム「Global Career Development Program」という制度に応募して来日しました。日本では、溶射や溶接の知識を学んでいる他、ETSIにはない最先端の設備やラボで仕事ができることは大切な経験になっています。それ以外にも、日本の従業員は時間通りに行動することに慣れており、オフィスも清潔で整理整頓が行き届いています。こうした仕事への誠実な姿は学びになっています。
出身国に戻ってやりたいこと
今の主要業務となっている「マイクロ溶射」の研究開発をはじめ、日本では荏原のシステム、ビジネス文化、新しい知識や経験など、多くを学ぶことができました。これらをインドネシアに持ち帰りたいと思います。特にマイクロ溶射の技術はETSIでも関心があり、いつか導入することになったら、今回の経験を活かして貢献したいと思います。