E-Vision2030の成果目標の1つ「世界で6億人に水を届ける」ことを目標に、ドイツのスタートアップ企業と提携し、貧困層や経済・社会システムの脆 弱な地域で「持続可能性に富む給水のビジネスモデル」を創出しました。
太陽光発電を用いて浄水装置を運転し、飲料水をつくり、販売する施設「WaterKiosk®」を、ケニア・マチャコス の障害を持つ子どもたちの学校の敷地内に開設しました。つくられた飲料水は、学校には無償で提供し、余剰水を地域コミュニティに有償で販売することで、運営費及び将 来のメンテナンス費用を賄い、自立したビジネスとして運営できる持続性の高い仕組みを実現しています。更に飲料用以外の 水は学校の敷地内で魚の養殖や野菜栽培に利用し、育った魚や野菜は学校給食として提供します。本件は、第5回ジャパンSDGsアワード特別賞を受賞しました。
途上国向け浄水・給水ビジネスモデルの創出
また、電源インフラの整っていないブラジル内陸部においては、ソーラー発電を利用したソーラーポンプを提供することにより、農業や人々のくらしに必要な水を供給できるようにしています。
地域の環境やニーズに合った製品やユニットで世界中の人に水を届けます。