荏原環境プラント株式会社(社長:山田 秀喜、本社:東京都大田区、以下、当社)は、この度、栃木県の小山広域保健衛生組合(管理者:浅野 正富)より「第2期エネルギー回収推進施設整備・運営事業」を受注いたしました。
本事業は、将来にわたって小山市、下野市、野木町の安定的かつ安全なごみ処理体制を維持していくため、新たな可燃ごみ等の処理施設等の整備と、その後の適切な運営を行うことを目的としており、DBO(Design-Build-Operate)方式が採用されています。
本施設では、ごみを焼却処理する際に発生する熱を利用して発電を行い、得られた電力は施設内の動力などとして利用したうえ、余剰電力を売電します。再生可能エネルギーを最大限有効利用することで、CO₂削減に寄与し環境負荷の低減を図っていきます。また、地域の防災拠点となる災害に強い施設を目指します。今回の受注にあたっては、当社の豊富な実積だけでなく、当社が建設を行った第一期工事の焼却施設との連携によるごみの安定処理の工夫、ごみ量・ごみ質の変動対応やエネルギーの有効活用の面においても高く評価されました。
当社は、事業活動を通じて地域最適化された資源循環ソリューションを提供することにより、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献するとともに、企業としても成長していくことを目標としています。