荏原環境プラント株式会社(社長:三好 敬久、本社:東京都大田区)は、この度、刈谷知立環境組合(管理者:稲垣 武 氏)より「クリーンセンター第2 期包括的運営管理業務委託」を受注いたしました。
本事業は、同クリーンセンターの焼却施設や破砕施設の運転管理から保守点検、施設の修繕・更新等を10年にわたり行い、一体的に施設運営するものです。
刈谷知立環境組合基本理念である「施設を安全(一つ目のA)に、安定(二つ目のA)して稼働させることで、安心(三つ目のA)を与える」という“AAA(トリプルエー)”のもと、「施設の効率的な運転、CO2排出量の削減、地域経済への貢献、施設の安全・安定稼働」の実現に向けて、これまでの運営で蓄積されたデータや培った経験を活かすとともに、AIクレーンや遠隔サポートシステムなどを最大限活用し、さらに質の高い運営を行ってまいります。
<本施設運営の特徴>
・AIクレーンの導入:当社独自の最新技術を導入することで効率的なごみの燃焼を促し、より安定した運転を目指します。
・遠隔サポートシステムの導入:リアルタイムでの運転支援や緊急時における迅速なサポートが可能となります。
・ロボットを用いた検査の実施:通常の精密検査だけでは見えない部分にロボット診断・検査を行うことで未然にトラブルを防ぎます。
・環境教育:地域に根ざした施設を目指し、見学者用の設備の更新など通じて、見学に訪れる児童への環境啓発にも注力します。
当社は、事業活動を通じて地域最適化された資源循環ソリューションを提供することにより、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献するとともに、企業としても成長していくことを目標としています。