荏原環境プラント株式会社(社長:渡邉良夫、本社:東京都大田区、以下:荏原環境プラント)の100%子会社である青島荏原環境設備有限公司(総経理:甲斐正之、本社:中国山東省青島市、以下:青島荏原)は、このたび中国において、北控環保集団グループより、江蘇省張家港市向けごみ焼却発電プラント向けHPCCストーカ式焼却炉(処理能力750トン×3炉=2250トン/日)を受注しました。
青島荏原は、当社が受注した廃棄物処理施設建設工事のごみ焼却炉や廃熱ボイラを製造する製造拠点です。また、中国国内において廃棄物処理施設を建設し運営する顧客に対して、ごみ焼却炉など主要機器の販売及び据付・試運転指導を行う事業を展開しています。2008年に厦門市向けに初号機を受注し、その後威海市、上海市、常徳市、泰安市向けなどで順調に受注実績を伸ばしてきました。2020年には本案件を含め7件連続で受注しました。これにより、青島荏原がこれまで中国国内で受注した累計件数は45件(処理能力総数:45,535トン/日)となり、これは中国でもトップクラスの受注実績となっています。
当社及び青島荏原は、荏原グループのごみ処理事業に関する50年以上の経験と技術力に基づき、地域の特性に合わせた設計を提供しています。世界で最大の人口を有し、経済発展を続ける中国の生活環境を守るべく、最適化した技術を提供してまいります。