荏原環境プラント株式会社(社長:市原 昭、本社:東京都大田区)は、このほど、株式会社クリーンパワー山形向け産業廃棄物焼却設備建設工事の本引渡しが完了し、流動床式産業廃棄物焼却設備を納入しました。
本設備は、流動床焼却システム(TIF)の導入により、流動砂による撹拌・破砕効果を生かし、汚泥、廃油、廃液、破砕ごみ(廃プラスチック等)など、様々な産業廃棄物を混焼一括処理するものです。また、ダイオキシン排出基準や設備構造基準などへ対応した最新技術を導入しており、環境負荷排出規制をクリアすると共に、産業廃棄物の焼却過程で発生する廃熱を利用した発電を行います。発電電力は所内動力に使用し、余剰電力は東北電力へ売電しています。
当社は、多種多様な廃棄物を混焼一括処理することが出来る流動床焼却システム(TIF)の特長を生かした、優れた産業廃棄物焼却発電施設の建設と高品質なサービスの提供を通じ、今後とも社会に貢献してまいります。