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2007年度夏季展
呉須山水沓形茶碗
今からおよそ400年前に海を渡り日本へ伝来した中国の染付・呉須・祥瑞は、茶人 の注文品として日本向けに製作された日本人に関わりの深いやきものです。室町時代 以降、中国景徳鎮窯で作られた染付が舶載されていましたが、茶の湯の発達にともな い江戸時代初期には茶人好みの器が大量にもたらされました。染付と祥瑞は日本文化と景徳鎮の出会いから生まれたやきものといえるでしょう。同じ頃、福建省しょう州窯で作られた呉須もまた茶人の美意識にかない、わが国で珍重されました。
この度の展覧会では、茶人を魅了した中国の染付・呉須・祥瑞の諸作品をご覧いた だきます。青と白の色の妙味を文様や造形の特徴と合わせてご鑑賞ください。清涼感 のある茶道具も取り合わせて展示いたします。なお、明時代初期の永楽年間(1403〜 24)に景徳鎮の官窯で作られた重要文化財「染付龍濤文天球瓶」ほか永楽の染付を特 別展示いたします。ご期待ください。
会 期
2007年 8月14日(火) 〜 9月17日(
月・祝
)
休 館 日
毎週月曜日
ただし9月17日は開館
開館時間
午前10時〜午後5時 (入館は午後4時半まで)
入 館 料
一般500円(400円)
学生350円(300円)
( )は20名以上の団体料金
抹 茶
400円(千菓子付き)
午前10時より午後4時半まで展示室にて随時
列品解説
8月18日(
土
)、9月1日(
土
)、9月15日(
土
)
午後2時より展示室にて学芸員による解説をおこないます
【染 付】
重要文化財 染付龍濤文天球瓶 明時代(15世紀)
染付唐草文水注 明時代(15世紀)
染付雲堂文茶碗 明時代(15〜16世紀)
染付桶側水指 明時代(17世紀)
染付荘子香合 明時代(17世紀)
【呉 須】
呉須山水沓形茶碗 明時代(17世紀)
呉須十二共蓋角水指 明時代(17世紀)
呉須松皮菱香合 明時代(17世紀)
呉須橋人物文火入 明時代(17世紀)
【祥 瑞】
祥瑞砂金袋水指 明時代(17世紀)
祥瑞立瓜・横瓜香合 明時代(17世紀)
祥瑞松竹梅文六角汁次 明時代(17世紀)
色絵祥瑞捻文中皿 明時代(17世紀)
【その他】
鶉図 土佐光起筆 江戸時代(17世紀)
小堀遠州作 共筒茶杓 銘 海士小舟 江戸時代(17世紀)
(2007年4月〜2008年3月)
春季展
2007年4月3日(火)〜6月10日(日)「琳派―四季の“きょうえん”」
夏季展
2007年8月14日(火)〜9月17日(月・祝)「染付・呉須・祥瑞―青と白のやきもの」
秋季展
2007年10月2日(火)〜12月9日(日)「茶の湯の美―利休から宗旦へ」
冬季展
2008年1月8日(火)〜3月9日(日)「花によせる日本の心―梅・桜・椿を中心に」
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