サスティナブル〔sustainable〕
維持[継続]できること。エバラのHPでは環境を破壊しないで社会・経済の成長や資源開発が継続できることを意味します。
【持続可能な開発】〔sustainable development〕
将来の環境や次世代の利益を損なわない範囲内で社会発展を進めようとする理念。1987年国連のブルントラント委員会により、世界で初めて提唱されました。
負荷(環境負荷)〔ふか(かんきょうふか)〕
人の活動により環境に加えられる影響で、大気や水質、土壌などに環境保全上支障となるおそれのあるものです。たとえば、エネルギー消費、二酸化炭素放出、オゾン層破壊、一般大気汚染、水質汚濁、固形廃棄物排出などがあります。
化石燃料〔かせきねんりょう〕
石炭・石油・天然ガスなどの燃料・化学原料用資源。主に動植物の遺骸が地質時代を通じて堆積物となり、地圧・地熱などにより変成してできた有機物。大量に使用することで地球温暖化や酸性雨の原因となります。
CO2(二酸化炭素)〔シー・オー・ツー(にさんかたんそ)〕
酸素や窒素などと共に大気中に存在する気体。生物の呼吸や火山の噴火、炭素や有機物の燃焼で大気中に放出され、植物の光合成などにより消費されます。大気中に大量に放出されると地球温暖化を招きます。
地球温暖化〔ちきゅうおんだんか〕
二酸化炭素などの温室効果ガスが蓄積されることによって気候が急速に温暖化すること。本来温室効果ガスは、地球の平均気温を摂氏15度程度に保つ役割を果たしていますが、化石燃料の大量消費により温暖化が進んでいます。
酸性雨〔さんせいう〕
主に窒素酸化物、硫黄酸化物による大気汚染が要因で、水素イオン指数(pH)が5.6以下となった降水です。普通の雨に比べて酸性が10倍以上も強く、陸水の酸性化、土壌の変質、森林の枯死など、生態系に大きな影響を与えます。
サスティナブル社会〔sustainable society〕
持続可能な社会。主には、環境、経済、人口など様々な問題を解決し、未来に向けて安定的に維持・発展が可能な社会のことを意味します。そのために、現在の大量消費型社会から、循環型社会への転換が必要と言われています。
循環型社会〔じゅんかんがたしゃかい〕
大量生産・消費・破棄の社会に代わり、製品の再生利用や再資源化などを進めて新たな資源投入を抑え、廃棄物ゼロを目指す社会。2000年(平成12年)、生産者に廃棄物の最終責任を求める循環型社会形成推進基本法が制定されました。
森林資源〔しんりんしげん〕
木材やパルプなどの供給源としてだけでなく、森林に関して最も注目するべき点は二酸化炭素の吸収です。FAO(国連食糧農業機関)の調査によると、2000年の全世界の森林率は30.3%で、年間約0.2%〜0.3%の割合で減少しています。
水資源〔みずしげん〕
人間が生活や生産に役立てることのできる、天然資源としての水を意味します。私たちが利用可能な淡水は地球上の0.8%と言われ、さらに温暖化や砂漠化によって、世界では深刻な水不足に悩まされている地域も少なくありません。
NOX(nitrogen oxides)〔ノックス/窒素酸化物〕
化石燃料の燃焼によって発生する一酸化窒素(NO)・二酸化窒素(NO2)などの窒素酸化物。車の排ガスや工場設備などから発生し、大気汚染の原因となります。大気中で化学変化を起こして硝酸となり、酸性雨の原因となります。
SOX(sulfur oxides)〔ソックス/硫黄酸化物〕
化石燃料の燃焼によって発生する一酸化硫黄(SO)・二酸化硫黄(SO2)など硫黄酸化物。車の排ガスや工場設備などから発生し、大気汚染の原因となります。大気中で化学変化を起こして硫酸となり、酸性雨の原因物質となります。
適性処理〔てきせいしょり〕
廃棄物を正しく処理することで、排出される有害物質の発生をおさえ環境への負荷を低減することが可能となります。たとえば、都市ごみ等は800℃以上の温度で焼却することによりダイオキシン類を分解できます。
ダイオキシン〔dioxin〕
ポリクロロジベンゾジオキシン(PCDD)の俗称。毒性が強く分解されにくい化合物で、皮膚・内臓障害を起こし、催奇形性・発癌性があるものが少なくありません。都市のごみ焼却の灰、製紙の汚泥、自動車の排ガス中に検出されます。
埋め立て用地のひっ迫〔うめたてようちのひっぱく〕
廃棄物の最終(埋め立て)処分場は山間部が最も多く、平地、海面がこれに続きます。しかし、環境汚染への懸念などで処分場用地の獲得が困難になってきました。ちなみに、東京湾の新海面処分場の“寿命“”は、現在の埋め立て処分量で約30年です。
浸出水〔しんしつすい〕
最終(埋め立て)処分場からは、土壌や地下水、公共水域に重金属やダイオキシン、その他の有害物質が、雨水などと共に染み出す場合があります。汚染を防止するため、浸出液の処理施設を設置した管理型処分場が必要とされます。
燃料電池〔ねんりょうでんち〕
水素と酸素の化学反応によるエネルギーにより電気と熱を発生させる発電装置の一種。燃料電池の起源は意外に古く、約200年前の1801年に英国王立科学研究所のデービー卿により原理が発明されました。
コージェネレーション〔cogeneration〕
ひとつのエネルギーから電気、熱など複数のエネルギーをつくり出すこと。コージェネレーションにより、燃料などが持っているエネルギーを効率よく利用することができます。一般的に、都市ガスや灯油などの燃料が持つエネルギーを電気と熱に変換させ、効率よく利用するシステムのことをコージェネレーションシステムと呼んでいます。
カーボンニュートラル〔carbon neutral〕
バイオマスの持つ特性のひとつで、バイオマス燃料から放出される二酸化炭素は、生物の成長過程で光合成により取込まれた二酸化炭素であり、大気中の二酸化炭素は増えも減りもしない状態であるということです。ちなみに、カーボンとは炭素(C)のことです。
売電〔ばいでん〕
発電設備を持つ一般企業が余剰電力を電力会社に売る卸電力販売や大口需要家向けの小売り、一般家庭での太陽光発電の余剰電力を電力会社に売ること。コスト面だけでなく、新設発電所の抑制など環境面での貢献もできます。
バイオガス〔bio gas〕
再生可能エネルギーであるバイオマスのひとつで、有機性廃棄物(生ごみ等)や家畜のふん尿などを発酵させて得られる可燃性ガスです。主な成分はメタン、二酸化炭素、その他微量の窒素や酸素、硫化水素及び水等を含みます。
石油代替(生分解性)プラスチック〔せきゆだいたい(せいぶんかいせい)プラスチック〕
プラスチックは有機高分子物質の総称ですが、石油を原料とするフェノール樹脂・ポリエチレンなどに代わり、植物などから得られる、でんぷんやリグニン、セルロース他を原料としたプラスチックを意味します。焼却や微生物によって、水と二酸化炭素に分解されます。
中水〔ちゅうすい〕
雨水や下水を浄化処理し、別の管で水洗便所・散水などの雑用に利用する水道です。上水道・工業用水道・下水道に加わる雑用水道です。特に上水の無駄な消費をおさえることができ、資源の有効利用に貢献します。
環境ホルモン〔かんきょうホルモン〕
内分泌攪乱(ないぶんぴつかくらん)物質とも呼ばれ、有機塩素化合物やプラスチック分解物など、ホルモンに似た作用を持つ物質。女性ホルモンのエストロゲンに似たものが多く、動物や人間の生殖機能や代謝機能を乱します。
カスケード利用〔カスケードりよう〕
カスケードとは、庭園で階段状に連続した滝や水階段を意味します。カスケード利用とは、排水を段階的に別の用途に利用すること。風呂の残り湯を洗濯に使うこともカスケード利用と言えます。他の廃棄物にも適用できる考え方です。