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廃棄物のガス化利用技術

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資源には限りがあります。そして、使われた資源は廃棄物になります。

化石燃料森林資源水資源には限りがあります。大量に使い続ければ、いつかは尽きてしまいます。しかも、これらの資源を使うと様々なものが排出されます。化石燃料からは二酸化炭素NOXSOX、廃プラスチックや廃油など、森林資源からは、木くずや紙ごみ、そして水資源からは下水や汚泥といった実に多様な廃棄物が生み出されるのです。

多くの廃棄物は、いろいろなカタチで残り続け、地球環境に様々な負荷をかけています。

生み出された廃棄物は最終的に焼却処理されたり埋め立てられたりしますが、焼却の場合は適性処理しないとダイオキシンなどの有害物を生成しますし、埋め立てに関しても、用地のひっ迫浸出水などによる河川や海、土壌の汚染という問題が生じます。また石油などを原料とするプラスチック類は、自然環境では分解されにくいものが多く、埋め立て後も長期間残り続けます。

そこで、エバラのリサイクリング テクノロジー
様々な廃棄物を多彩な資源に変えるテクノロジー
廃棄物のガス化利用技術
内部循環型流動床式ガス化炉(ICFG)技術
内部循環型流動床式ガス化炉(ICFG)技術

エバラには、都市や工業地帯、農村地帯をはじめ、あらゆる場所から出る様々な廃棄物を一括処理して、そこから有用なガスを取り出す技術があります。ガスは燃料や化学原料などの資源に生まれ変わるとともに、ガス化の工程で発生する熱も回収して有効利用します。

生活ごみから産業廃棄物、農業廃棄物まで、大量の廃棄物が燃料や原料に生まれ変わります。処理できる廃棄物の種類は、家庭ごみやオフィスごみ、産業廃棄物などから、わらくずや牛・豚のふん尿、木材の切りくずなど様々です。それら多種多様な廃棄物を一括処理することで、大量の廃棄物を処理するとともに、資源となるガスを安定供給することができます。

結果的には、天然ガスや石油など化石燃料の消費を少なくすることができます。取り出したガスは、ガス発電用の燃料に使ったり、燃料電池用の水素やメタノールなどの物質に転換したりします。廃棄物を資源に変えることで、発電などに使用していた化石燃料の消費をおさえることが可能となります。

エバラの内部循環型流動床式ガス化炉(ICFG)技術が活躍します。

焼却炉ではなく、ガス化炉です。様々な廃棄物からガスを取り出し、これを有効利用できる秘密とは。内部は2つの部屋からなります。部屋には砂や砂に触媒を混ぜたものが流動しています。まずガス化室に入った廃棄物は酸素の少ない状態で蒸し焼きにされ、ここから発生した有用ガスが回収されます。ガスは、発電用のエンジンやタービンを回したり、水素を分離したり、メタノールのような液体燃料に変えて有効利用します。ガスを取り出した後の廃棄物は、次の燃焼室で酸素といっしょに高温燃焼。この時の熱も発電用の蒸気タービンなどに利用します。

※この技術の一部は、文部科学省「一般・産業廃棄物・バイオマスの複合処理・再資源化プロジェクト」の一環として開発されています。

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