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ニュースリリース


2007.05.24
2006年度日本機械学会賞(技術)受賞
高揚程ポンプシステムに関する高度複合技術

株式会社荏原製作所

 

  荏原は、(社)日本機械学会より、高揚程ポンプシステムに関する高度複合技術について、2006年度日本機械学会賞(技術)を受賞いたしました。

 この技術は、黄河中流から取水し省都太原市に供給する、中国山西省/万家寨黄河引水プロジェクト向けの、大量の土砂を含む河川水を長距離輸送する大容量、高揚程ポンプシステムに関するものです。
  当社はポンプ性能、磨耗対策、ポンプ構造、流量制御、水圧変動解析、制御技術等をすべて融合・発展させた高度の総合技術を完成させました。

 このプロジェクトでは5箇所の直列に配置されたポンプ機場に各3台、合計15台のポンプを設置して標高差632mを揚水し、総延長270kmの全密閉トンネル、調圧水槽を含めた水路により省都太原市に送水します。また、黄河の水には大量の細いケイ砂が含まれ、この砂による機械の磨耗がはなはだしくその克服が望まれていました。
  今回、大量の土砂に対する耐磨耗性能を実証し、さらに耐磨耗コーティングのメンテナンスのために分割ケーシング、露出構造という、高揚程、大容量の水力機械では前例のない構造を開発、実用化に成功し、多量の土砂に耐え得る特殊主軸シールも完成させました。また直列に連結された複雑管路系の大容量ポンプ群の流量調整技術、水圧変動解析、制御技術も確立しました。
  

 

 

ポンプ構造図  
涸れた河に水が流れる
図1 ポンプ構造図
 
図2 涸れた河に水が流れる

 

以上

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