株式会社荏原製作所
新年明けましておめでとうございます。

今年2007年は、中期計画の三年目最終年度を迎える年であります。まだ昨年のネガティブな面の影響もありますが、是非とも、本年を、我々にとって、荏原が過去から培ってきた強みを生かし、クリアで本当に強いグローバル企業への転進を図る年と位置付けたいと思います。ギアチェンジをして新たな決意をもってやろうではありませんか。そのような中で、2007年は二つのことをお願いしたいと思います。これは皆様へのお願いであると共に、私自身の目標でもあります。一つは、外部環境の動きに敏感になり既存路線の延長ではなく、常に新しい考え方で望むこと、もう一つは、組織・会社等の枠組みを越えて横方向の協力関係を創ることです。
当然のことではありますが、事業環境は変化を続けています。近年は特に激しいスピードで動いています。自分が置かれている外界に常に目を向け、国際情勢、政治、法令、市場、競合、自社の位置付けなどのさまざまな要素に対する、これから起こるものも含めて変化を認識して対応策を打っていく、そのような感覚を磨くことから新しい発想・考えが出来てきます。今までの自分の常識、会社の常識が普通である、当然であると決して思わないでください。自分だけの世界で満足・納得するのではなく、常に回りを見わたしてください。製造からマーケティングまで様々なソリューションを導き出し高収益に転身している企業はいくらでも有ります。かならず解決策はみつかります。過去において日本企業は規模の最大化により成長を遂げてきました。これからは、受注額の大きさ、売上規模ではなく、まずは営業利益で語り合う文化にしてほしいと思います。商売、事業からの儲けを表す営業利益が皆さんのさまざまな意思決定の場で議論されるべきであると考えます。
これまでに社内カンパニー制をスタートし、さらに昨年も分社を行いましたが、その本来の目的としての「独立会社としての事業拡大と事業収益をとることに集中」してほしいと思います。しかしながら、会社を分けていくことは、同時に横方向の情報の往来にとっては障害となるという側面を含んでおります。是非組織を超えて、カンパニーを超えて、お互いに話しあい、実際の仕事で協力し合う機会を意識して創り出してください。会社は別でも、荏原というブランドは共通ですので、同じ荏原人として協力しあって取組んでいってください。連結単体の比率である連単倍率も売上高で約2.3倍とグループ会社の数値のほうが大きくなっており、グループ経営が更に重要になってきております。グループ会社が同じ目的の為に協力して迅速に動く、これこそが本来の荏原の持っている強み、DNAではないでしょうか。このDNAをもって前進すれば、厳しい環境の中でもかならずいい結果がでるものと確信しております。
今年2007年も皆様および荏原グループにとって実り多い一年になるよう、是非、全員で協力して、自信をもって、堂々と勝負していきましょう。
(以上は、1月5日当社始業式における年頭の辞の要約です。)

以上
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