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ニュースリリース

2005.11.11
中国電力向け 日本初の真空加熱分離法による柱上変圧器処理受注


株式会社荏原製作所

 荏原は、中国電力株式会社より日本初の真空加熱分離法による柱上変圧器処理設備を受注しました。プラントの概要は以下のとおりです。

【プラントの概要】
工事名称  柱上変圧器リサイクルセンター設置工事
計画地  広島県安芸郡坂町平成ケ浜四丁目
敷地面積  約2万u 
プラント処理能力  最大31トン/日
プラント処理台数  最大約350台/日(9年間総処理台数82万台)
稼動時間  24時間連続運転
納期  平成19年5月試運転完了(同年6月より正式処理開始)

 PCB処理については、平成13年7月に「ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法」が施工され、事業者に対して15年以内(平成28年7月まで)の処理が義務付けられました。

 中国電力は公害対策に優れている国内最先端の技術を採用することを方針として技術選定を行ってきました。 そしてFS、基本設計、実証規模の実験施設での膨大なるデータ採取を含む詳細設計を経て日本初の「真空加熱分離法」採用にいたりました。

本施設は容器を解体・分別し「真空加熱分離法」により部材に付着している絶縁油(極微量PCB混入)を分離したうえで、容器の部材をリサイクルするものです。

【真空加熱分離法について】
真空加熱分離法とは、液体の沸点は減圧下では低下し、低温で沸騰する物理現象を利用し、真空炉において解体・選別した部材を200℃、6.7Pa(約1万分の1気圧)で加熱することにより、絶縁油を蒸発させて部材と分離する方法で、燃焼に伴う排ガスが発生せず、環境への影響がほとんどなく、国からも安全性が認められています。

 荏原のPCB関連施設受注は、平成17年3月竣工の中部電力向け絶縁油リサイクルセンター(低濃度PCB絶縁油処理施設)に引き続き、2件目の受注となります。

以上

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