| 2003.09.04 | 固体高分子形燃料電池コージェネシステムの共同研究の合意について |
東邦ガス株式会社 東邦ガス株式会社(本社:名古屋市、社長:早川敏生、以下東邦ガス)と、荏原バラード株式会社(本社:東京都、社長:大矢正克、以下荏原バラード)、Ballard Power Systems, Inc.(本社:カナダ国ブリティッシュコロンビア州バーナビ市、社長/CEO:デニス キャンベル、以下バラード)、株式会社荏原製作所(本社:東京都、社長:依田正稔、以下荏原)を加えた四社は、PEFCを用いた家庭用コージェネレーションシステムに関し、新たな共同研究に入ることに合意しました。 東邦ガスでは、PEFCを用いた家庭用コージェネレーションシステムの実現に向けて、リンナイと共同で排熱利用システムの開発をすすめ、実証試験を開始しております。 バラードおよび荏原は、本システムの開発について製造面から荏原バラードを支援します。 四社は、荏原バラード社製の家庭用PEFCコージェネレーションシステム本体と東邦ガスの排熱利用システムを組み合わせ、試験・テストを行い、日本市場向けの家庭用PEFCコージェネレーションシステムの商用機開発にむけた研究を共同で進めます。 今回の契約において、東邦ガス、荏原バラード、荏原、およびバラードは、家庭用PEFCコージェネレーションシステムの開発および実用化を加速できると期待しています。 【参考】 PEFC PEFCは電解質に高分子膜を使用した低温作動型(約70℃)の発電装置で、純水素あるいは、都市ガスなどからつくった水素を主成分とするガスと空気から直接電気を取り出すことができます。小型、軽量、低コスト、高信頼性などの特長を持ち、定置用以外でも自動車用およびポータブル用として注目されています。バラードは、PEFC開発における世界のトップメーカーです。 排熱利用システム 貯湯タンク、温度調節器および追焚きバーナなどで構成され、PEFCから出る熱で作った温水を貯湯タンクに蓄え、必要に応じ給湯や暖房に利用します。貯湯タンクの湯温が高いときは温度調節器で水道水と混ぜ合わせて、貯湯タンクの湯温が低いときや貯湯タンクの温水を使い切った場合は、追焚きバーナで加熱し用途に応じた温水を供給します。 【各企業の概要】 ○東邦ガス株式会社 1922年設立。愛知・岐阜・三重県の43市46町3村、約208万戸のお客さまへ都市ガスを供給している。(2003年4月現在)
○荏原バラード株式会社 荏原が51%、バラードが49%を出資して、1998年12月に設立された合弁会社であり、大小問わずバラードの全てのPEFCを利用した定置式発電システムを日本国内で独占的販売・製造・サービスすることを事業内容としている。
○株式会社荏原製作所 1920年機械メーカーとして設立。ポンプ製造では国内のトップメーカーである。近年、環境共生(ゼロエミッション)型企業を目指し、環境関連の総合エンジニアリングおよび半導体企業向け精密電子機器を製造するなどIT分野にも進出。環境関連ではエネルギー事業にも力を入れ、現在注目されている燃料電池のほか風力発電や太陽光発電事業も行っている。燃料電池については、2001年12月に、バラードに投資を行っている。
○Ballard Power Systems, Inc. (バラード・パワー・システムズ社) バラードは、PEFCの開発および製造において世界のリーダー的企業であるばかりでなく、すでに、自動車用、定置用およびポータブル用の商用機としてのPEFCの販売を開始している。また、燃料電池自動車と電気自動車用の駆動システムの販売も行っている。
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