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ニュースリリース

2003.04.24
オンサイト型メタン発酵装置「バイソン」を公開

株式会社荏原製作所

荏原は、乳牛・豚などの畜ふん尿処理用途向けにオンサイト型メタン発酵装置バイソン(Biocycle System On Site)の1号機の試運転を北海道中標津町の酪農家で終え、4月24日よりモデルプラントとして公開しました。このプラントは、牛ふんから発生させたバイオガスのみを燃料として24時間エネルギー的に自立運転のできる、はじめての施設です。施設内の必要電力および熱を自給することにより、従来の施設と比較し、画期的な低ランニングコストでの運転が可能となりました。

バイソンは当社の独自開発技術であるため、ライセンス契約に縛られた海外からの技術導入製品と異なり、個々の農家の様々なニーズに対応した柔軟な設備構成をとることができます。また、装置内の機器には、基本的に国産の汎用性の高い製品を採用し、アフターサービス体制を充実させました。

荏原が従来から持っていた、し尿処理のメタン発酵技術をベースに、装置のユニット化や規格化を徹底的に進め、低価格を実現しました(当社従来比1/2程度)。またメタン発酵槽と周辺機器を建屋内に納めたことで氷点下20℃にもなる寒冷地での運転も可能となっています。処理能力は6トン/日、およそ乳牛100頭を飼育している規模に相当します。

家畜ふん尿による環境汚染防止と、有機物を資源として有効活用することを目的とした「家畜排せつ物の管理適正化および利用に関する法律」の2004年度施行を控え、外部から受電を必要としないエネルギー自立型畜ふん処理システムへの関心は急速に高まっています。また、大規模集中処理システムの場合では、ふん尿を各農家からプラントまで移送し、更に製造した液肥をまた各農家まで回送しなくてならなかったことに対して、農家の敷地内に設置できるオンサイト型で小型のバイソンは、新たなビジネスモデルの核システムとして今後の展開が期待されています。

荏原は今後とも顧客ニーズに合わせたバイオマスシステムの提案とその実現を図ってまいります。

<バイソン外観写真>

バイソン外観写真

以上

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