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ダイオキシン問題

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各位
2000.08.23
改善計画の進捗状況について

株式会社 荏原製作所
代表取締役社長 依田 正稔

神奈川県ならびに藤沢市よりさる5月31日にいただいた改善勧告のご指示に従い、6月9日に県ならびに市に対して、改善計画書を提出し、同19日に正式に受理していただきました。
同計画書の施策ならびに実施の予定(工期)、また現在の進捗状況は以下の通りです。

1.  弊社藤沢事業所の排水処理に関する改善・整備
1) 終末処理場の設備改善(2000年11月末日完了予定)
[負荷変動対応のための平均槽増設、処理水の監視用工業計器の追加、活性炭吸着槽・砂ろ過装置の設置]
→ 設計を完了し、7月29日より工事を開始しました。11月末日に完了見込です。
(2) 雨水・汚水の完全分離(完了済)
→ 計画より若干遅れましたが、7月29日に完了致しました。
(3) 総合研究所実験排水の一次処理施設の設置(2000年10月末完了予定)
→ 水処理の本体部分は実施・運用中です。モニター槽の設置等、最終は10月末の予定です。
(4) ガス化溶融炉の水処理設備増強(2000年10月末完了予定)
→ 現在設計中ですが、9月より工事を開始し、10月中旬には完了予定です。
(5) 排水管理体制の抜本的見直し(完了済)
→ 6月15日に組織変更を行い、責任と権限を明確にし、環境管理体制を強化しました。
2.   廃棄物管理体制の見直し・改善・強化(完了済)
→ 新環境管理体制の下で廃棄物処理方法、処理施設の構造・維持管理、処理委託先の管理の見直し・強化(排出部門による廃棄物発生量の計量・記録、事業所環境管理部によるマニフェストの集中管理など)を7月15日までに完了し、現在、運用を行っています。
3.   当該焼却施設の撤去工事(2001年3月末完了予定)
→ 現在、解体施工計画書を作成中ですが、労働省で作成中の解体マニュアルが出来次第、さらに十分な安全対策を行い、実施します。実施にあたっては、周辺住民の方のご理解を得て行います。
4.   公共用水域への排出水のダイオキシン濃度監視
→ 実施中(ダイオキシン類濃度については1回/月
5.   環境管理体制に関する改善・整備
以下の項目に継続的に取り組んでまいります
(1) 環境管理組織の強化→本社環境統括室管下に審査部、監査部設置 (2000年6月15日より運用)
(2) 事業所内工事に関する事前審査・指導ならびに実施確認(2000年6月15日より運用)
(3) 工事施工者、運転監視要員への環境教育の実施(2000年6月15日より運用)
6.   環境調和型(ゼロエミッション)企業化に向けた改善・整備
以下の項目に継続的に取り組んでまいります
(1) 廃棄物発生量の削減および発生廃棄物の分別徹底、リユース・リサイクル化推進
(2) 廃棄物削減、省エネルギー、水質汚濁・大気汚染防止のための総合的全社計画ZEP5(Zero Emission Production 5 Years Project)の推進
(3) ZEP5計画への自社最新技術の導入
(4) ZEP5計画に関する廃棄物削減量、リサイクル率等について、外部基準値またはより厳しい自主規制値の採用
(5) 廃棄物処理費用の発生者負担明確化を含めた環境会計システムの構築
(6) 環境レポート等による廃棄物関連データの開示

以上の通りの改善計画の実施、再発の防止、より良い環境保全管理に力を注ぐと共に、企業市民としての道義的な責任を果たすべく、皆様のご意見やお知恵をいただきながら、当事故が惹起した様々な不安や課題の解決に向けて、各種のしくみ作りおよびその推進に積極的に取り組んでまいります。 今後、広報頻度を増やし、タイムリーな情報提供を心がけてまいります。

以上

 


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