高負荷型嫌気性処理装置 EGR®
- EBARA Up flow Expanded Granular Bed Anaerobic Reactor -
概要
当装置は酸発酵槽とメタン発酵槽(EGR槽)の2槽で構成されます。高濃度有機性排水を酸発酵槽に送り、嫌気状態で撹拌することで、排水に含まれる高分子のタンパク質、炭水化物などを加水分解+酸発酵で低分子の酢酸等の有機酸に分解します。
次にこの酸発酵処理された排水をグラニュール(メタン菌の粒状凝集体)を充填したEGR槽に送り、排水中の有機物はメタンと二酸化炭素、水に分解されます。メタン発酵槽内部にはGSS(Gas-Solid-Separator ;気固液分離装置)が設置されており、発生したバイオガス、処理水、グラニュールを効率よく分離します。
発生したバイオガスはボイラで熱回収して酸発酵槽の加温に使用します。また余剰蒸気は工場へ送ることも可能です。
図1にEGR槽の構造図、図2にメタン発酵処理設備の概略フローを、写真1に納入設備例を示します。
特長
- 高負荷処理が可能 (従来型の2倍以上)
- 運転コストの低減
- 省スペース
- 発生ガスをエネルギーとして回収
- 汚泥発生量が少ない
- 特殊生物担体の併用により微生物グラニュールの維持性能を向上、設備立上げ期間の短縮を実現
用途
- アルコール飲料、清涼飲料、食品工場の排水
- 紙パルプ排水、化学系工場排水
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図1 EGR槽構造図 |
写真1 納入設備例 |
| 注)GSS… |
気固液分離装置 (Gas Solid Separator) |
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発生ガス/処理水/グラニュール汚泥の分離装置 |
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図2 メタン発酵処理設備 概略フロー |
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