
重金属汚染土壌から重金属を除去する究極の浄化技術。土壌洗浄法では不可能とされた細粒汚染土壌の浄化を達成します。
概要
電解還元法は、分級洗浄法との組合せにより、重金属汚染土壌の全量を原位置にて、環境基準値以下まで浄化する技術です。分級洗浄法で細粒土壌に濃縮された重金属を、めっき技術を応用した電解還元法で分離除去します。重金属が除かれた細粒土壌は現地に埋め戻され、回収された重金属は有価物として再利用することが可能となります。
特長
- 重金属汚染土壌のオンサイト浄化が可能で汚染土壌の搬出を伴いません。
- 分級洗浄法との組合せにより、効率良く重金属汚染土壌の浄化が可能です。
- 分級洗浄法で場外搬出していた、濃縮された重金属汚染細粒土壌を、場内で安価に浄化が可能です。
- 回収された重金属は有価物として再利用が可能です。
工法比較
原理(鉛を例にして)
電気めっきの技術を応用した方法です。
電解還元槽に汚染土壌をスラリー状態で供給し、電極に電流を通します。スラリー液中では、汚染土壌から鉛が溶出し、電極上に析出する結果、スラリー中から鉛が除去されます。
電極に析出した鉛は定期的に再生槽で分離回収され、電極は再利用されます。
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使用前のカソード(電極) |
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鉛析出処理後のカソード |
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全体に満遍なく鉛が析出 |
プロセスフロー
オンサイトでの土壌洗浄処理と組み合わせた場合は、次のようなフローになります。まず、土壌分級洗浄処理設備により、粗粒土壌は浄化されて現地に埋め戻されます。洗浄法では汚泥土壌として場外に搬出処理されていた細粒汚染土壌は、スリラー状にして土壌電解還元処理設備へ移し、電解還元処理にて重金属を除去した後、現地に埋め戻します。